95.<…ったく、オッサンっつうのは>

指をどけろ、指を。
缶ビール一本で長蛇のレジに並んでるくせに
60歳近くのオッサンが
一本だけ置いた缶ビールの20センチ手前に
指を置いてやがるから
俺の買い物カゴが一向に置けやしない。
後ろを向け、後ろを。
俺の買い物カゴまあまあ重いんだよ。
だいたい身だしなみに疎いオッサンっつうのは
人目を気にしないというよりも、
まず人を見ない。
こういう自己中なオッサンを見る度に
子供時代の教育がいかに重要かってことが良く分かる。
それより指をどけろマジで、指を。
なんで缶ビール1本とお前の指3本で
一カゴ分のスペース占領してんだよ。
…ほれ、オッサンのレジだよ!
「201円になります」
さっさと払え、さっさと。
なんで値段聞いてから財布開けるんだよ。
ちょっと待て、
札出そうとしてねえか?

 

小銭で払え、小銭で!

 

 

 

 

 

94.<着ぐるみのアラレちゃん>

エスカレーターを降りていたら
下の階に人だかりができている。
おかげで降りたはいいが次のエスカレーターに全然進めない。
「なんだ?イベントか?」
よく見るとすぐ近くで着ぐるみのアラレちゃんが
子供たちと写真を撮っている。
そう言えば先日、
ドクタースランプ・アラレちゃんの
35周年記念がどうのと宣伝していたが…、
しかしあまりの人の多さに
「まあ今日はいいや」とそのまま降りることに。
するとイベントの人だかりから
降りのエスカレーターの列に
赤ん坊を抱えた夫と若い奥さんらしき女性が合流してきた。
「え?何?」
コマーシャルのような長い髪をなびかせ
若い奥さんが旦那に振り向く。
旦那はどうして着ぐるみのアラレちゃんに
抱き締めてもらわなかったのかを奥さんに尋ねている。
「だってさ」
見ると確かに子供たちは
無邪気に着ぐるみのアラレちゃんに抱き付いて
写真を撮っている。
しかし若い奥さんは一言、
「中身、オトコでしょ?」

 

奥さん!

 

 

 

 

 

93.<とにかく頑張るしかない??>

インタビューを受けるアスリートたちには
「明日もとにかく頑張るしかないんで!」
という言葉だけは絶対に使わないで欲しい、と
何年も前から願う自分がいる。
ありがとうございます、そうですね、最高です、などは
相手とのコミュニケーションから発生する言葉ゆえ
インタビュアーか、
お客さんのどちらかの心に響くもの。
一方「明日もとにかく頑張るしかないんで!」は
「明日も雨なら傘差すしかないんで!」と一緒で
返答にはなっておらず
カッコつけてるつもりが
誰の心にも響いてないことにいい加減気付いてほしい。
日本語のおぼつかない外国人力士が
「え~、あの~、…が、頑張るしかないんで」
と、テレビで言ってしまったことを
他の分野の日本人アスリートまでが
コピーする傾向が最近は見て取れる。
何も浮かばなければ
「明日も引き続き頑張ります」で、十分。
アスリートに国語力を身に付けろとは言わない。
ただ一回くらい

 

あれ?オレ何言ってんだろとは思え。

 

 

 

 

 

92.<ロックミュージシャン>

美容院で髪を切っていたら
店内のラジオから
海外ロックミュージシャンの歌が流れて来た。
「つまんねえ曲だなあ(笑)」
歌が流れ終わると若い女性のDJが
「今週、第7位の○○さんでした」と
聞いたことのある大物ミュージシャンの名前を紹介したが
大物ミュージシャンであろうが
歳を取れば人の心を揺り動かす感性なんて消えゆくもの。
個人的な感想としては
これといって食い付きもなけりゃ
値段の高いギターの音を聴いてもらいたいだけの曲という印象。
実は俺はついさっき本屋さんから出て来たばかり。 
書店に並んでる本に
名の売れた有名作家のみに絞って今週、第1位、第2位…と
順位付けして客に買わせるか?と思うと
音楽業界というものが
いかに閉鎖的で異様なマーケットであるかが良く分かる。
ところで今流れた曲について
女性のDJは一体どういう感想を持ったんだろうと
引き続きラジオを聞いてみると、
「いや~」
いや~、なんだ?
迫力のある曲でしたね~、とかしか言いようがねえだろ?
「なんか、こう、…迫力が伝わってきましたね」

 

なっ(笑)。

 

 

 

 

 

91.<アメリカンドリームなんて幻想に過ぎない>

今後、トランプ氏は中東以外では
国内外のどこへ行っても「借りてきた猫」のようになる。
大きなお世話ではあるが
やはり70歳の彼は老後を謳歌する道を選択すべきだった。
不動産王が女たちの前で
「今度は大統領になるゾ~!」とカッコつけたら
莫大な資金力で現実のものとなり
あれよあれよと次期アメリカ大統領に選ばれてしまった。
思わぬアメリカンドリームの実現ではあるが、
そんなものは所詮、幻想に過ぎない。
社会も知らない若造に2億ドルの宝くじが当たったところで
毎日のように訪れるカネ目当ての連中に
発狂寸前まで精神を追い込まれるばかり。 
「怖いよ~」 
過激な発言を繰り返す保守派で強硬派のトランプ氏が
大統領になる、というアメリカに
世界は今とてつもなく怯えている。
しかし実際には、
就任当初から70歳の政治素人によるメモばかりに頼る演説と
度重なる謝罪や訂正に
「おいおい大丈夫かアメリカは(笑)」と
世界に笑われる未来が訪れる。
そこでようやくアメリカ国内の白人たちは
重大なことに気付いてくれるのかも。
「な、なんかアメリカンドリームってさ…」
そう、アメリカンドリームなんて

 

アホの考えること。

 

 

 

 

 

90.<トランプ氏は大統領を退任すると予想>

病気か事故か、あるいは…。
とにかくなんらかの形で
トランプ氏は任期途中に大統領を退任する、と予想。
政治を知ってる議員さんたちよりも
州知事にすらなったことがないトランプ氏の受けるストレスは
とにかく半端ない。
「え?それも言っちゃダメなの?」
ダメです、株価に影響が出るので
選挙前のような発言は許されません。
「また会談?」
APECですので
今回はアジアを4か国歴訪してもらいます。
「けど、このスケジュールじゃ睡眠不足に」
オバマさんはもっと過密でしたよ。
70歳と高齢なのは分かりますが
専属のドクターが常に同行しますので。
次にG7の件についてですが…。
おいおいちょっと待て、
「これじゃ操り人形じゃねえか!」
でも個人的な考えで動くと
暗殺されますよ。
「………。」
どうされました?

 

……いや、別に。

 

 

 

 

 

89.<アメリカの腹>

別にトランプ氏を大統領にしたからって
アメリカが独裁国家になるわけじゃあるまいし、
メキシコとの国境に壁を作るなんて
ムリなことくらいみんな知ってる。
突拍子もない公約なんて
ほとんどは出来ないだろうし
その辺は他の共和党議員たちが大人の判断をしてくれるはず。
民主主義国家だもん。
とりあえずアメリカとしては
共和党に政権を戻さないことには
議会のねじれも解消しないし何も決められない。
バカみたいな格差の是正、
雇用、福祉だの…
大事なのはあくまでも「生活」であって、
オバマ氏とさほど変わらないクリントン氏を大統領に選んでも
今と同じ生活を繰り返すだけ。
今、この国に必要なのは
口先だけの「チェンジ」じゃなくて
リアルな「突破口」。
多少、言い過ぎと言われようが
やり過ぎと言われようが
アメリカを根本から変えるためには
ああいう強烈なキャラの男を利用するのも
手段の一つ。
「世界は嫌がるだろうけどね(笑)」

 

……って腹か。 

 

 

 

 

 

88.<博多駅前の道路陥没>

朝からヘリコプターがやけにうるさい。
「何台飛んでんだよ…」
と思っていたらパトカーと消防車まで
ウーッ!ウーッ!と近所を走っている。
爆音のトリプルパンチにテレビが聞こえないので
たまらずスマホに目を移すと
ツイッター博多駅前がどうのと表示されている。
画像を見ると道路が陥没している。
なんだこれ?中国の画像じゃねえか、と思っていたら
「博多じゃねえかオイ!」
マジ?近所じゃねえよな?
いつもの交差点。
「近所じゃねえかオイ!」
え?ウチの近所に穴開いてんの?
と、その時「うわッ!」ピンポン!ピンポン!
スマホから道路陥没に伴う緊急避難勧告。
「何?ガスでも漏れてんのか?」
慌ててテレビのニュースを見てみると
「お伝えします、先ほどの道路の陥没ですが…!」
穴、デカくなってんじゃねえかオイ。
依然、消防車はウーッ!ウーッ!
ヘリコプターがバラバラッ!バラバラッ!
とてつもない騒音の中、
他局で放送してないのかとチャンネルを切り替えていくと
大統領選を前にしたトランプ氏が
「日本車に38%の関税を掛けたーいッ!」

 

うるせえなあお前も!

 

 

 

 

 

87.<蚊に刺された腕にドライアイスを当ててみた>

蚊に刺された左腕があまりにも痒かったので
たまらず近くにあったドライアイスを氷代わりに当ててみた。
(※ドライアイス/-79度)
5秒ほど経って「冷てっ…」とドライアイスを離すが、
それを30回繰り返す。
一時間後。
「え…」
蚊に刺された箇所が10倍に腫れあがる。
ドン引きはしたが腫れは引くだろうと思い込む。
翌朝。
腫れた個所は10倍の大きさのまま『水ぶくれ』に変化。
「おい、おい!」
朝からパニック。
病院関係者に電話で指示を仰ぎ、
火を通した針で風船のような皮をつぶし水分を放出。
以後、500円玉2枚分の大ヤケドの跡が何ヶ月も生々しく残る。
一年後。
「あれ?そういえば…」
すっかり目立たなくなった傷跡は500円玉1枚分まで縮小。
かさぶたの取れた後みたいなボンヤリとした傷跡の上に
産毛が3本。
皮膚科の先生方、

 

以上が「人体実験」の結果になります。

 

 

 

 

 

86.<30代の鬱>

日本のあらゆるシステムは
高齢者たちの手で作られている。
彼らの考えで作られた世界を
人口の少ない30代、20代は生きている。
住み心地の決して良くないその世界を変えようにも
30代、20代には、
高齢者たちほどの「人手」も「カネ」もなく、
結局は何の抵抗も許されないまま
若者が次々に心をやられる地獄絵図のような現代社会。
つい最近、
社員になって4ヶ月なのに会社を辞めた38歳の同僚は
辞める直前に「だってこれだけですよ?」と
俺に給料の話をしてきた。
結婚も、貯金もできないと嘆く彼の横で
安月給で雇われた外国人たちが
満面の笑みで働いている。
日本のあらゆるシステムは
高齢者たちの手で作られている。
おばあちゃんっ子で年配が大好きな俺でさえ
最近は「高齢者ギライ」になって
若者の悩みにばかり関心が向く。
俺も日本も、

 

つくづく末期だと思う。

 

 

 

 

 

85.<遠のく結婚願望>

区役所に入ると一体何があったのか
「なんだ、なんだ?」
50歳くらいのオバちゃんが
大声で職員を怒鳴り散らしている。
むっちゃキレてるやんかと
ロビーの長椅子に座ってスマホでニュースを開くが
すでに一分は経過しているのに
オバちゃんのクレームは一向に収まらない。
「エネルギーすげえな…」
ふと見ると
俺の隣のサラリーマンはスマホで株の動きを
斜め前に座る若い女性はスマホで料理のレシピばかり見ている。
そんな穏やかな我ら部外者をよそに
オバちゃんは窓口でまだまだ喚き散らす。
ふと、
「…旦那いるのかな」
家であんな怒りを見せられたら
孤独好きな俺ならあっさり離婚に走る。
もう5分以上は経ってるのに
オバちゃんはまだ職員を怒鳴り散らしている。
果たしてあのオバちゃんだけなのか、
女性はみんなああなのか。
いずれにしろ、

 

結婚願望は今日も遠のく。

 

 

 

 

 

84.<国民栄誉賞の「記念品」>

先日、国民栄誉賞を受賞した
レスリング金メダリストの伊調馨さん。
授賞式では恒例の「記念品」に注目が集まったが
贈呈されたのは
男には全く理解できない“着物の帯”。
聞けば王貞治さんの時はワシのはく製、
高橋尚子さんは腕時計、
我らが長嶋茂雄松井秀喜のお二人は黄金のバット。
そして前回受賞の吉田沙保里さんはネックレスだとのこと。
受賞者がおねだりすりゃ用意してくれるらしいのだが、
「秀機さんなら何がイイの?」
俺か?
俺なら映画「ゴッドファーザー」のマフィアのボス、
ヴィト・コルレオーネ(マーロン・ブランド)が
マフィアの五大ファミリーの会議場で着てた
『スーツ』やな♪
あのスーツ一式を身に付けて
「自分は疑い深い。
末の息子がもし事故に遭ったとしても
あるいは雷に打たれたとしても
私はこの中の誰かを恨む!」
な~んてセリフを言ってみ…… 

 

無視か。

 

 

 

 

 

83.<サザエさんを鑑賞>

久しぶりに『サザエさん』の録画を溜め込み、しばし鑑賞。
ところが、
「なんやこれ?」
原作とあまりにもかい離したヒドイ内容に呆然。
ちっとも面白くない。
そもそもサザエさんの時代背景は
戦後から60年代辺りまでのはず。
にも拘らず、
「『コンビニ』って言葉入ってんじゃねえか」
「なんで『ペンライト』があんだよ」
誰が作ってんだ?と思ったら脚本家は
もう75歳のおじいちゃん。
「老人ボケがチラつくわ」
原作のサザエさんは4コマ漫画のため
ひたすらコマに肉付けしていけば
誰にでも脚本は書けるようになってる。
わざわざ高齢者の脚本家に頼まなくても
副業でフリーライターをやってる専業主婦たちに募集を掛ければ
いくらでも書いてくれるはず。
「その通り!」
天国からサザエさんさながらの
歯に衣着せぬ声が聞こえてくるが、
俺の錯覚か?

 

同情するぜ、長谷川先生。

 

 

 

 

 

82.<犬のキ・モ・チ>

最近インスタグラムで
人の赤ちゃんと犬のやり取りを撮影した動画に驚愕。
不規則にハイハイする赤ちゃんの手が
リビングで寝転ぶ犬の顔面や腹に当たっても
犬は威嚇もせず赤ちゃんの手をペロペロと舐めるだけ。
赤ちゃんが不意に犬の後ろ足に触れてしまうと
さすがに犬もビクッ!となるが、
やはり威嚇はしない。
寝場所を変えようとそっと立ち上がり移動するだけ。
どんなにおとなしい犬であれ、
大人の人間が同じことをすると絶対にこうはならない。
つまりは犬が人の赤ん坊を
キチンと「赤ちゃん」として認識しているということ。
当たり前のように聞こえるが
改めて考えると自分の思い出にもほころびが出始める。
俺が5歳の頃に飼い始めた(今は亡き)実家の犬も
出会った当初から俺を5歳児、
つまりはただの子供として見ていたのであれば
「チーズいるか?」
「じゃあ、お座り!」
ジラす俺に対して犬の胸中は、
『早くよこせ、このガキ…』

 

どうなんだオイ!

 

 

 

 

 

 

81.<法律変わるんじゃね?>

日本はキレイになっている。
30年前に比べて道端のゴミは減り、
ぜんそくを引き起こす大気汚染も遥か昔の話。
歩道は整備され
砂埃を吸い込むことも日常ではすっかりなくなった。
家庭によっては空気清浄機も設置され
今や街も人もすべてがキレイになっている。
ところが有害であり公害でもあるタバコだけが
なぜか21世紀の今でも人の手によって生かされている。
マンションで窓を開けていると
隣の部屋からタバコの煙が入って来た。
繰り返すが日本はキレイになっている。
部屋も肺も汚したくない一心で窓を閉めるが、
閉めたら閉めたで部屋の温度が上昇。
やむを得ず冷房をつけたその時、
その冷房代を「自らが支払う」という不条理に気付く。
ここに21世紀型の「人権侵害」が成立するのだが
大多数の人間がそれに気付くと…。
「法律変わるんじゃね?」
そう呟いてから4年後の今年。
厚生労働省が2020年までに
「飲食店ですら原則禁煙」を検討。
時代よ♪

 

少しは追い付いてきたな俺に。