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61.<午後のドタバタ健康診断>

破裂しそうな膀胱を押さえながら
健康診断の受付に到着。
救われたような思いで
「分かりました分かりました!」と
説明もそこそこに検尿用の紙コップを持ってトイレにダッシュ。
「…危なかったぁ~」と
スッキリした顔で50㏄の澄んだ尿を提出すると、
休む間もなく呼ばれるがままに台に乗る。
身長は173センチ、体重は68キロ、
視力は両方共1.2で血圧は127の下80と出た。
「問題ないですね。」の言葉をありがたく受け取った後、
待ち受ける魔の関門、血液検査へと向かう。
結婚指輪の眩しい白衣の女性が
力抜いて下さいね~♪とニッコリ微笑み、
グサッと俺の左腕に注射針を刺す。
「お、鬼め…」
やられた腕を押さえながらその他諸々の検査を終え、
お医者さん直々の問診までしばらくロビーで待機。
その間、中肉中背50歳くらいのサラリーマンが
俺の隣で『血圧』検査に引っかかっている。
「高過ぎますねぇ…、お酒は?」
いや、毎日ちょっとだけなんですよ!
「…おタバコは?」
いや、それも毎日数本だけなんですよホントに!
なんでですかねえ!

 

…積み重ねだろ。