新リトルボイス誕生

<文:シンガーソングライター/秀機(ひでき)>

82.<犬のキ・モ・チ>

最近インスタグラムで
人の赤ちゃんと犬のやり取りを撮影した動画に驚愕。
不規則にハイハイする赤ちゃんの手が
リビングで寝転ぶ犬の顔面や腹に当たっても
犬は威嚇もせず赤ちゃんの手をペロペロと舐めるだけ。
赤ちゃんが不意に犬の後ろ足に触れてしまうと
さすがに犬もビクッ!となるが、
やはり威嚇はしない。
寝場所を変えようとそっと立ち上がり移動するだけ。
どんなにおとなしい犬であれ、
大人の人間が同じことをすると絶対にこうはならない。
つまりは犬が人の赤ん坊を
キチンと「赤ちゃん」として認識しているということ。
当たり前のように聞こえるが
改めて考えると自分の思い出にもほころびが出始める。
俺が5歳の頃に飼い始めた(今は亡き)実家の犬も
出会った当初から俺を5歳児、
つまりはただの子供として見ていたのであれば
「チーズいるか?」
「じゃあ、お座り!」
ジラす俺に対して犬の胸中は、
『早くよこせ、このガキ…』

 

どうなんだオイ!